【レポート】30万円あったら何に使う?オンラインお金ゼミに参加してみた
ライターの高橋です。
新型コロナウイルスの影響により、ついに緊急事態宣言まで発令されてしまいました。
そんな状況の最中、山手線の上半分の街を「はじまりの街」にすることを目指している市民大学「東京山の上大学」では、オンラインで参加できる「お金ゼミ」が開かれました。
テーマは「もし今、30万円貰ったら何に使う?」というもの。
政府から収入が半減した世帯などに30万円支給するという発表があったことから、貰おうが貰わないが、今の時期のお金の使い方についてお酒を飲みながらの語り合おうというもの。
参加するのみんなの意見が気になる……。百聞は一見にしかず、何はともあれとりあえず参加してきました!!
お金ゼミって?
お金ゼミは、東京山の上大学・共同代表の横山貴敏さんが、お金儲けとかではなく、様々な業界やスキルの方が集まり情報交換することで、お金の正しい知識や自分にとって価値のあるモノへの投資を考えていく場を作りたいと思って立ち上げたゼミです。
今日のテーマは、フィナンシャルプランナーの吉田栄一さんにゼミの相談していた時、いま、ニュースなどで話題になっている政府の支援策「30万円貰ったら何に使う?」という話から決めたそうです。
とりあえず乾杯から・・・
じつは遅れて参加してしまった筆者。どんなお金の話が交わされているのか、ドキドキしながら入室の手続きをしていきます。いまごろ、キャッシュフローとかポートフォリオとか、カタカナ金融単語が飛び交ってるんだろうなぁ……。絶対ついていけないよなぁ……。
みんな酒飲んでる――――っ!
遅れてすみません――!!僕も飲む――――――っっ!!かんぱあああ―――い!!!!
色々な職業の人が参加
今回の参加者は10名。
「いつもは遠いけどオンラインだから参加できた」という方や、「移動時間がないから最後まで居られる」という方も。右も左もわからぬまま始めた印象が強いオンラインイベントだけど、固有のメリットはしっかりとあるみたいだ。ちょっとほっこりする。
お金のお話
ゼミでは、最初に吉田さんの自己紹介・活動やフィナンシャルプランナーについての説明がされました。
ファイナンシャルプランナー
吉田栄一さん
お金相談のプロの話ということで、ビールを飲みつつ、聞いていきます。吉田さん曰く、フィナンシャルプランナーとは「未来にハイビームを照らす仕事」しっかりとリスクを把握しておくことで、お金を安心して使うことができ、幸福度も上がるのでは?と考えているという。うわ、すごい、思わずメモしてしまうくらい心打たれてしまった……。
お金儲けの話ではなかった!
その後は今回のテーマである「30万円の使い方」を語り合うフリートークへ。
30万円といっても、たとえばいま呑んでるビールの嵩が1㎝増えただけだという人や、明日の生活のために使わざるを得ないという人もいて。
金銭感覚違いすぎません????
30万あったら半年暮らせるんだが??????
とはいえ筆者も使い方は考えています。
フリーライター兼カメラマンの筆者。30万あったら、家からあまり出たくない今だからこそ、PhotoShopを自宅で購入し知識をさらに増やしたりとか、グレードの高いカメラを買ったりとか考えているのです。
それでも半分余るんですけど・・・!!
なかには、「今、在宅勤務になり時間の余裕もできた。改めてお金、そして時間をどう使うか考えるようになった」という人も。そのうえで「意味のある消費をしたい」「自分の行動が変わるお金の使い方をしたい」など意識高めな意見が交わされていました。
そんな意見に吉田さんは少し驚かれていたようで、
「もっとお金を、30万をどう増やすとか?そういう会話が来ると思ったのでびっくり。心が洗われる気持ちです」
とおっしゃっていました。
吉田さんの周りには、どんな人がいるんだろう??
まとめ
今回のイベントで印象的だったのは、自分のために使うとか、まちのために使うと言った意見が多かったこと。そして「オンラインだからこそ参加できた!」という方がいた点にも注目したい。
参加できる人が増えたことで、結果的に意見が増え、深く楽しい話し合いになったのだと感じました。
オンラインのイベントを少しなめていたけれども、コロナショックが落ち着いたあとでも、リアルイベント以上に盛り上がってしまうのかもしれない。
まだまだ発展途上のオンラインイベント、これからも積極的に参加していこうと思います!!
高橋昂希(フリーライター)
ロックとかわいいものが好き。
できないことは勢いでどうにかするO型の鏡。
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