[レポート]伊勢やまだ大学との合同研修会に行ってきました!

令和元年11月18日〜19日、三重県伊勢市にある「伊勢かぐらばリゾート千の杜」にて、東京山の上大学と伊勢やまだ大学の2校による合同研修会が行われました。

研修会の目的は、両校の立ち上げ経緯や課題について意見交換し、東京と伊勢をつなぎ、お互いの強みを生かした連携を図ろうというものです。

研修会の初日は共同代表3名(今川、横山、海田)それぞれの経歴や活動の紹介から始まりました。

神田川アートブロッサムについて解説する海田さん
「毎年、新しい人が来てくれるのがとても嬉しい」と話す
非常に多くの活動を並行している今川さん
自身の活動のルーツについて語った。

続いて東京山の上大学の立ち上げ経緯と、これまで行われた授業について説明。

東京山の上大学は、実現したい未来(Vision)として「はじまりの街をつくろう」を掲げています。
市民大学は立ち上げた市区町村の名称を付けることが多いのですが、「山の上大学」は居住している方・市民の生活圏である「山手線の上半分ぐらいのエリア」を意味する造語となっています。3人が生活する場所は複数の区にまたがる場所だったことも理由の一つだったと説明されました。

東京山の上大学について解説する横山さん。授業づくりをサポートする”コーディネイター”や、アンケートに付属している”お気持ち袋”などはすべて、「参加してくれる人が離れていかないようなデザイン」になっている。

説明の中で特に関心を集めたのは、山の上大学が独自に考え出した「お気持ち袋」。お気持ち袋は参加費を入れてもらう袋に、アンケートが印刷いる独自のもの。これにより、アンケートの回収率は、11月19日時点では100%を誇っています。

説明の後は意見交換。
現状の課題としては、先生となる人の募集とコーディネーターの拡充、授業の質の向上、街の商店や起業との連携などがあげられていました。


初日の後半は伊勢やまだ大学についての説明。
伊勢やまだ大学はもともと、伊勢神宮の側にある複数の商店街が集まる連合会から発足した市民大学です。

運営は「伊勢市商店街連合会青年部」が行っており、近年、住民が減り、観光客が立ち寄らないことで活気が減ってしまった商店街を元気にすることを目的に結成されました。


この研修が始まる直前、伊勢神宮外宮から少し離れた「たかやなぎ商店街」を視察しましたが、午前中は人通りがなく、閉じられたシャターが目立ちました。しかし東京でほとんど見ることがない個人経営の「おもちゃ屋」さんがあったり、商店街と一緒に並ぶ神社など、”たかやなぎ”の歴史と魅力が詰まった場所もたくさん見つけることができました。

一方で伊勢神宮外宮の入り口と伊勢市駅に直結する「外宮参道商店街」も視察も行いましたが、こちらは平日の昼間にも関わらず多くの人が訪れており、外宮を参拝する観光客をうまく吸収している印象でもありました。
この流れを他の商店街にも誘導することが課題となっています。

たかやなぎ商店街 人通りはほとんどなく、寂しい雰囲気
外宮参道商店街
伊勢市駅と外宮を結んでおり、観光客が多く通る 

伊勢やまだ大学の授業は商店街の活性化が目的となっているため、商店がそれぞれの得意な分野を軸とした内容が多くなっています。
そのほかには伊勢神宮とのコラボした授業が行われたり、パソコンでも学べるe-ラーニングなども活用されていました。

また行政や商工会議所と連携していることも大きな特徴です。

それぞれの活動を紹介、議論をして課題や相違点、解決策などが話し合われていきます。

興味深かったのは、伊勢やまだ大学と東京山の上大学は対照的な点が多いこと。

東京山の上大学伊勢やまだ大学
目的はじまりの街をつくる商店街の活性
運営市民が中心商店が中心
場がない場がある
授業先生とコーディネータで作る運営が作る

イメージとしては、ハードに強い伊勢やまだ大学と、ソフトに強い東京山の上大学。

合宿二日目は、今後の連携についてのミーティングがされました。
今回のような運営メンバーだけでなく、生徒、先生、コーディネイターの派遣や、学生同士の交流、活発な相互交流のやり方など様々な意見が交換。

最後はそれぞれの代表が協定書に署名して、東京山の上大学と伊勢やまだ大学との間で姉妹校協定が締結されました。

すでに初日の懇親会では大学生同士の交流も行われています。

対照的な二校が連携することでどんなことが起きるのでしょうか。
ワクワクしてしまいます。
今後の両校の活動、活躍に是非注目ください!

ライター『高橋昂希』
ロックとかわいいものが好きな大学生ライター。
できないことは勢いでどうにかするO型の鏡。
約束はちゃんと守ります。

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